サーフィン上達は趣味の範囲でも十分に楽しめる
昔ですがサーフィンの大会で入賞するなど、かなりサーフィンの上級者だった友人がいます。
いつも大会の後には打ち上げに顔を出していましたが、私は彼の足下にも及ばないほどの、サーファーでした。
しかし彼もやがてサーフィンの大会などには出ないようになっていきました。
理由は簡単なもので、サーフィンだけでは食べていけないからです。
日本の場合は海に囲まれた国と言っても、サーファーの社会的地位が非常に低いです。
海外では大会の賞金が数百万円以上もらえたり、プロサーファーになれば、企業と契約したりすることができますが、日本の場合はほとんどありません。
トップサーファーへの道を諦めたのも、そういう部分が大きかったようです。
しかし彼は今でもサーフィンを続けていますし、昔よりもむしろうまくなったような気もします。
今は雑貨店とカフェの店長をしている彼ですが、休みの日にはサーフィンに出かけているようです。
それこそ昔と同じように波乗りを見せてくれますが、なんとなく純粋に楽しんでいるような感じがします。
昔はそれこそ必死でした。
必死になってサーフィン上達を使用としていた彼を見て、若干引き気味の私がいたのも事実です。
それが今では自然体で波に乗り、大会では評価されることがない、遊びのようなこともたくさんやっています。
彼が初めてサーフィンを始めたときのように、楽しそうにも見えます。
サーフィン上達のためには人生をすべてサーフィンに注ぎ込まなければならないかのように思っている人もいるかも知れませんが、彼を見ているとそうではないと思います。
もっと楽しく自然体でサーフィンを楽しむことで、サーフィン上達をすることも可能です。
まずはサーフィンの楽しさを純粋に楽しんでください。